
競馬好き夫婦です。
競馬予想する上で、知っておくと役立つ【コース形態】【過去情報】【注目どころ】をまとめました。
レース前には、マネ夫婦の見解による【展開予想】もつぶやきます。
第38回 ホープフルステークス2021【G1】
中山競馬場 2000メートル(芝・右)Aコース
2歳オープン(国際)牡・牝(指)馬齢 フルゲート18頭
2021年12月28日(火曜日)5回中山9日 第11レース 15時25分発走
本賞金:1着7,000万円、2着2,800万円、3着1,800万円、4着1,100万円、5着700万円
中山競馬場2000m芝コース形態
ホープフルステークスが行われる中山競馬場のコース形態についてご紹介します。
春のクラシック一冠目、皐月賞と同じ舞台になります。
中山競馬場の内回りコースを使用します。
ホームストレッチの右端からスタートします。最初のコーナーまでの距離は約400メートルあり、1~2コーナーの中間までは上り坂が続きます。向こう正面と3~4コーナーまではほぼ平坦で、最後の直線は310メートルと短く、直線の半ばには再び高低差約2.2メートルの急坂が待ち受けます。
コーナー4つをスムーズに回れる器用さと、ゴール前の急坂を2度超えるタフなスタミナが求められます。
過去データと分析
近年のレース結果や配当を確認しておきましょう。
ホープフルステークス 過去3年レース結果
過去3年の3着以内の馬とタイムです。

2017年にG1に格上げされて以降、1800m以上のレースで優勝経験ある馬が勝っています。
また、近3年は前走1800m以上のオープンクラスのレースで1着だった馬が1~3着まで独占しており、いきなりG1の舞台で巻き返しは難しそうです。
中距離路線で、高い能力を発揮してきた馬を素直に評価した方がいいかもしれません。
ホープフルステークス 過去3年配当金
過去3年の馬連・馬単・3連単の配当金です。

1番人気が2016年から5年連続1着とお堅いレース。
さらに近3年は1~4番人気以内で決着しているので、3連単の配当も安めです。
人気馬を軸にするなら、ある程度頭数を絞って買い目を考えた方が良さそうです。
ホープフルステークス 注目どころ
朝日杯フューチュリティステークスが2歳マイル王決定戦とすると、こちらは中長距離路線の2歳王者を決める一戦です。2017年からG1に格上げされました。
皐月賞と同じ舞台であることから、春のクラシックを目指す若駒が集まるレースとして注目されています。
一昨年のコントレイル並みに注目を集めているのがコマンドライン。
新馬戦、重賞サウジアラビアRCで勝利をおさめ、2戦2勝。
500㎏を超える迫力ある馬体、レースセンスと折り合いの良さといい、まさに優等生。春のクラシック最有力候補です。
前走札幌2歳ステークスでジオグリフに敗れたものの、アスクワイルドモアも注目の1頭。
1800mで4戦しており、1着1回2着3回と安定した成績を残しています。
鞍上は朝日杯フューチュリティステークスを勝ち、G1完全制覇にリーチとなった武豊騎手。
勢いに乗るベテランが今年中に偉業を成し遂げるかもしれません。
半兄にエアアンセムのいる良血サトノヘリオスは未勝利戦(中京・芝2000m)、エリカ賞(阪神・芝2000m)ともにレコード勝ちを収めており、コマンドライン同様無敗でG1に挑みます。
他にも、芝の2000mを2戦2勝のジャスティンパレスや、同じ舞台の芙蓉ステークスの勝ち馬、ラーグルフ、百日草特別(東京・芝2000m)を制したオニャンコポンなど中距離路線で結果を残してきた馬が揃いました。
ホープフルステークス マネ夫婦の予想

スローペースになりやすいレース。
距離も長いし、折り合いがいい馬を重視したいね。

なんと言ってもコマンドライン!
マイル戦しか経験していないのが気になるけど、ここは通過点でしょう。
マネ夫婦の展開予想・印・買い目は12月27日(月曜)更新予定です。お楽しみに!

ブログ更新は、マネ妻のTwitterでお知らせしています。
よかったらTwitterのフォローもよろしくお願いします!
ホープフルステークス 展開予想
2021.12.27更新
レースのポイント
・典型的な逃げ馬不在、スローペースになりそう
・内有利、前残りの傾向続く
展開予想

2歳馬はレースデータが少なく、脚質も未知の部分が多いですが、これまでのレース内容から予想をしてみようと思います。
前走逃げて勝った馬は、今回2頭出走します。
9ボーンディスウェイと14タイラーテソーロです。
ボーンディスウェイは、「行く馬がいなければ行ってもいい」と陣営がコメントしており、スタート次第ではボーンディスウェイが先頭に立つかもしれません。
問題は2列目ですね。
先行したい馬が揃ったので、位置取り争いは激しくなりそうな予感。
有力馬6コマンドラインを筆頭に、5キラーアビリティ、8ジャスティンパレス、12オニャンコポン、13フィデルあたりは先行して押し切る競馬で結果を出しているので、好位を取りたいところです。
上り最速で勝利経験のある3ラーグルフ、7サトノヘリオスは、もう一列後ろから、2アケルナルスターは最後方待機といったところでしょうか。
9ボーンディスウェイと14タイラーテソーロ、どちらがレースを引っ張るにしろ、2頭とも前走はスローペースの逃げで勝っているので、ペースは速くならないのではないかと思います。
そうなると、前残り傾向のある今の中山コースなら、自力で押し切りを狙える先行馬に勝機があるのではと考えます。
候補は、6コマンドライン、5キラーアビリティ、8ジャスティンパレス、13フィデル。
マネ夫婦の予想印
◎5キラーアビリティ
〇6コマンドライン
▲8ジャスティンパレス
△13フィデル
△12オニャンコポン
△3ラーグルフ
G1昇格後、1番人気が4連勝中ですが、ここは想定2番人気の5キラーアビリティを本命にしました。
萩ステークスではダノンスコーピオンの2着に敗れたもののクビ差及ばずの惜しい競馬でした。
2走前の小倉では7馬身ぶっちぎってのレコード勝ちを収めており、能力の高さを証明しました。
長く良い脚も使えそうなので、舞台は合っているのではないかと思います。
調教師も有馬記念のクロノジェネシスと打って変わり、プラスコメントなのも好印象。
ここは鞍上の勢いにも後押ししてもらい、キラーアビリティに期待したいです。
対抗は6コマンドライン。
サウジアラビアRCは超スローペースからの上り最速を披露。
デビューからクラシック最有力と期待されています。
ただし、1600mからの距離延長&初の中山コースへの対応がカギになりそう。
強さは認めつつ、ここは様子見としたい1頭です。
▲は8ジャスティンパレス、こちらも無敗のディープインパクト産駒。
ドスロー&超少頭数しか経験していないのが不安材料ですが、追い切りでは好時計を出しており、成長力に期待です。
△で気になるのは12オニャンコポン。
スタートが良く、好位に付ければ粘りこみがありそうな予感。
マネ夫婦の買い目公開
馬連(5点)
5=6,8,13,12,3
3連複(10点)
5=6,8,13,12,3
前評判からコマンドラインに人気が集まりそうですが、現時点でそこまでレベル差はなさそうなメンバー構成。
固い決着が多いホープフルステークスですが、今年はもしかしたら荒れるかもしれませんね。

2歳中距離G1を制するはどの馬だ!?
それでは競馬を楽しみましょう!
レース結果&レース回顧


ディープインパクト産駒キラーアビリティがホープフルステークスを制しました!
鞍上の横山武史騎手、これでG1・5勝目となりました。
レースはグランドラインが先頭に立ち、レースを引っ張る形に。
前半1000mの通過が60秒1の平均ペースから、好位にいたキラーアビリティが直線抜け出し1着でゴール。同じく好位から末脚を伸ばしたジャスティンパレスが2着、ラーグルフが3着という結果になりました。
キラーアビリティ、本来は福永騎手が騎乗予定でしたが、横山武史騎手が2週連続調教に跨ったとのこと。レースでは、鞍上が上手くエスコートしていた印象でした。皐月賞が楽しみですね。
1番人気に推されたコマンドラインは、スタートで出遅れから終始リズム悪く12着。課題が残る結果となりました。
ブログの展開予想とは逃げた馬が違えど、◎▲△で馬連と3連複を当てることができました!
最後にきっちり当てられて良かった~とホッとしています。

2021年、ブログを立ち上げ、G1レースを中心に競馬予想を公開してきました。
来年もこのブログを見て、一緒に競馬を楽しんでくれるとうれしいです。
競馬が楽しめることに感謝!ではまた!
コメント