第82回 皐月賞2022【G1】
中山競馬場 2000メートル(芝・右)
3歳上オープン(国際)牡・牝(指)定量 フルゲート18頭
2022年4月17日(日曜日)3回中山8日 第11レース 15時40分発走
【皐月賞2022】出走条件
出馬投票で18頭を超える場合は、優先出走権を持つ馬と、収得賞金の多い順に出走することができます。
【皐月賞 出走条件1】優先出走権
優先出走権を付与されるトライアルレースは次の3つです。
報知杯弥生賞ディープインパクト記念(G2)
2022年3月6日(日曜)中山競馬場 第11レース
中山競馬場・2000メートル(芝・右)で行われ、3着以内の馬に優先出走権が与えられます。
皐月賞と同じ舞台で行われることから、トライアルレースの中では、本番を見据えた有力馬が最も集まるレースと言われています。
レース名にも入っているディープインパクトも、このレースで重賞初勝利を挙げ、皐月賞を勝ち、後に無敗の三冠馬となりました。
<レース結果>
1着 | アスクビクターモア |
2着 | ドウデュース |
3着 | ボーンディスウェイ |
若葉ステークス(リステッド競走)
2022年3月19日(土曜)阪神競馬場 第11レース
阪神競馬場・芝2000m(芝・右)で行われ、2着以内の馬に優先出走権が与えられます。
トライアルレースの中では、唯一関西圏の競馬場で行われるため、主に栗東所属の馬が東上切符を目指して出走します。
1着 | デシエルト |
2着 | ヴェローナシチー |
フジテレビ賞スプリングステークス(G2)
2022年3月20日(日曜)中山競馬場 第11レース
中山競馬場・1800メートル(芝・右)で行われ、3着以内の馬に優先出走権が与えられます。
皐月賞出走権をかけた最後のトライアルレースです。
また、過去の勝ち馬には、オルフェーヴル(三冠馬)、ロゴタイプ(皐月賞馬)、キタサンブラック(GⅠ6勝)など、名立たる名馬を輩出しており、出世レースとも言われています。
1着 | ビーアストニッシド |
2着 | アライバル |
3着 | サトノヘリオス |
【皐月賞 出走条件2】収得賞金の多い順
まず注目したいのは、2歳時に、最もグレードの高いG1レースで好成績を収めた馬です。
1着馬は余裕で賞金確保に成功しているため、皐月賞へ直行する馬も多く見られます。
朝日杯フューチュリティステークス(G1・阪神・芝1600m)
1着 ドウデュース
ホープフルステークス(G1・中山・芝2000m)
1着 キラーアビリティ
トライアルレース以外の重賞に勝った馬も、賞金面では十分クリアです。
シンザン記念(中京・芝1600m)
1着 マテンロウオリオン
京成杯(中山・芝2000m)
1着 オニャンコポン
共同通信杯(東京・芝1800m)
1着 ダノンベルーガ
出走条件を満たしていても、体調面やレース適性などにより、皐月賞を見送る馬もいます。
また、年によって出走できる賞金のボーダーも変わってきます。
注目馬情報
ここでは、既に皐月賞への出走を表明している注目馬を随時紹介していきます。
イクイノックス(美浦・木村哲也厩舎)
東京スポーツ杯2歳ステークスの勝ち馬で、2戦2勝のイクイノックス。
父は新種牡馬キタサンブラック、半兄にヴァイスメテオールがいる血統です。
東スポ杯2歳Sでは、まだ成長途上の馬体ながら、ただ1頭上がり3ハロン32.9秒の豪脚で差し切りました。
前哨戦を挟むと、疲労回復に時間を要する可能性があるため、皐月賞への直行を表明しました。
約4ヶ月開けてぶっつけ本番となりますが、どこまで成長しているか楽しみな1頭です。
キラーアビリティ(栗東・斉藤崇史厩舎)
昨年末のGI・ホープフルS勝ち馬のキラーアビリティですが、皐月賞に直行することが発表されました。
既に同じ舞台で適性の高さを見せており、クラシック有力候補の1頭です。
父はディープインパクト、コントレイルを超える逸材となるか、その走りに注目です。

有力馬の情報は随時アップする予定です!
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