\NEW!!/ 競馬場観戦記第二弾はこちら
「入場方法は?」「感染対策が徹底された競馬場の様子は?」「飲食店は開いているの?」気になる方必見!
G1安田記念、2019年は東京競馬場に約7万5000人が訪れ、大歓声が沸き上がりました。
2020年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から無観客開催となりました。
2021年はコロナ禍でも感染対策を徹底し、入場者数を約5000人に制限した中、行われました。
事前にネット予約で指定席券を購入した人限定で競馬場に入場するため、入場できるかどうかは運次第。
マネ夫婦は、春の東京連続G1の指定席すべて申し込みましたが、ヴィクトリアマイル、オークス、日本ダービーと落選。「今年はG1見に行けないな」と諦めていましたが、安田記念の指定席券をゲットすることができました!
新しい観戦スタイルとなった安田記念当日の東京競馬場の様子をお伝えしたいと思います。
東京競馬場に到着
やってきました、東京競馬場!!
ウマ娘ではスペシャルウィークが「東府中」駅から走っていますが、マネ夫婦は最寄り駅「府中競馬場正門前」駅下車です。正門まで徒歩2分で楽ちん!
気になった方はウマ娘シーズン1の第1話「夢のゲートっ!」の冒頭シーンに注目。
今ならAmazon prime videoで見ることができますよ。
第1R 「夢のゲートっ!」
まずは指定席引換窓口で本人確認と指定席章の引き換えをします。
(料金はJRA指定席ネット予約で購入済みです。)
並んでいる間に、次の2点を用意しておきます。
①指定席ネット予約サイトに表示されているQRコードをスマートフォンの画面に表示しておく。
②公的機関発行の写真付き身分証明書(運転免許証・マイナンバーカードなど)を財布から出しておく。
※本人確認できない場合、入場できませんので、写真付き身分証明書は忘れずに持っていきましょう。
同伴者の方は、受付時に発券される入場者情報記入券に氏名・連絡先を記入して、その場で渡します。
指定席章とリストバンドを受け取ったら、係の方にリストバンドを渡し、腕に付けてもらいます。
去年はテープでしたが、春開催からベルトのようなボタンをカチッと閉めるタイプに切り替わったようです。
書くまでもないですが、入場にはマスク着用が必須です。
マスク着用のまま、入口でアルコール消毒と検温を済ませたら完了です。
レーシングプログラムをゲットして中に進みましょう!
競馬場の様子
10時20分ごろ前の様子です。
ちょうど2レースの出走馬が本馬場入場へ向かうところでしたが、雨の影響もあってかパドックも人はまばらでした。
感染拡大防止の観点から、中止もしくはエリア閉鎖となっている場所がありました。
遊具がすべて閉鎖中ですので、お子さんを連れた家族連れはほとんど見かけませんでした。
こちらはローズガーデンにあるウオッカ像です。
2008年2009年と安田記念を連覇した名牝のお力を借りようと必勝祈願。
「全馬無事に、そして馬券が当たりますように!!」
スタンド
さて、今回マネ夫婦が運よくゲットした席は、フジビュースタンド観覧席1階東側になります。
通常競馬開催時は無料の席ですが、現在は「スマートシート」と名付けられ入場料込み500円で販売されています。
席は全席指定ですが、席と席の間にはソーシャルディスタンスのシールも貼られています。
残念ながら、最前列にはロープが張られ、間近でレースを見ることはできません。
ウイナーズサークル付近も立ち入りが規制されています。
GⅠ競走およびJ・GⅠ競走のみ、参加者を限定して、表彰式と口取り写真撮影を行っているようです。
投票所
投票所の機械は、運転している機械と停止している機械が交互になるよう間引きされていました。
あちらこちらでターフィー君が感染拡大防止を呼び掛けるポスターが貼られていました。
ネット投票が定着したのか、入場制限され人が少ないからか、投票所で並ぶことはありませんでした。
一度使ったら、すぐ職員の方が発売機や払戻機を消毒にやってきます。
また、すべてではありませんが、マークガードとペグシル(鉛筆)が袋に入って置かれている所も。
徹底した感染拡大防止策が取られていました。
飲食店
レストラン・売店も限定して営業しており、休止しているお店もあります。
また、アルコールの販売はコンビニも含め、すべて休止となっています。
(アルコール飲料類の持ち込みも禁止されています)
ウオッカ像に願いが通じたのか、マネ妻が午前中のレースでお昼代を稼いだので、ちょっと贅沢に。
フジビュースタンド5階にある「お食事処 磯」で昼食を取ることにしました。
マネ妻はアジフライ定食を注文。衣サクサク。
マネ夫は味噌カツ丼を注文。ご飯が進む~。
この日は、入場時に飲食店で使える500円分のクーポンが付いていたので、二人で980円で美味しく頂きました!
お昼代が安くすみましたー。
パドック
いよいよメインレース。こちらは11レース「安田記念」のパドックの様子です。
応援幕の掲示は依然として休止中です。これが結構寂しい…。
G1馬6頭が集う豪華なメンバーとなり、さすがに多くの人の姿が見られました。
パドックは賑わっていましたが、皆さんカメラ撮影、馬体チェックに真剣なので話している人はほとんどいませんでした。
また地面には赤いテープが貼られており、テープの上に立って距離を保つように職員の方が何度も呼び掛けており、皆さんルールを守ってある程度距離が保たれていました。
安田記念を観戦
G1ファンファーレが場内に流れますが、いつもの掛け声はなく、大きな拍手が沸き上がりました。
場内見渡しても、自席で観戦する人、スタンド前で観戦する人、それぞれですが、密は見られませんでした。
レースは、ダイワキャグニーがペースを握るスロー展開。
単勝1倍台の人気を背負うグランアレグリアは後方からスタートとなりました。
ゴール前の直線、各馬横に広がって追い出しにかかります。
残り200mでインディチャンプが先頭に立ち、グランアレグリアが狭い進路を縫って前に迫ります。
「来た、来たー!」と場内も思わず声が上がります。
しかし外からダノンキングリーとシュネルマイスターが上がってきました!
グランアレグリアの猛追を振り切り、ダノンキングリーがアタマ差粘り、春のマイル王に輝きました。
一昨年のクラシックでは皐月賞3着、ダービー2着と素質ある馬でしたが、昨年は不調から抜け出せず長期休養に入っていました。
復帰初戦となる一戦でしたが、完全復活といった印象のレースでしたね。
ゴールの瞬間は、悲鳴と歓声が飛び交いました。
馬券はさっぱりでしたが、とても見ごたえのあるレースでした。
予想ブログのレース回顧にも触れましたが、地下道に入るまでダノンキングリーと川田騎手へ送られるスタンドからの拍手が鳴りやみませんでした。
馬券が当たっても外れても、勝者への惜しみない拍手で称えるのも競馬の好きなところです。
さいごに
5000人に入場制限された東京競馬場では、メインレースのパドックを除いては「密」になることはありませんでした。
他にもJRAのホームページには「新型コロナウイルス感染症に係る安全な競馬開催のための基本的な考え方」に詳細に感染拡大防止の対策が記載されています。
コロナ禍が収束するまでは、このスタイルが新しい競馬観戦スタイルとして定着しそうですね。
春の東京5週連続G1は幕を閉じましたが、秋には「天皇賞・秋」「ジャパンカップ」と楽しみなレースが待っています。
願わくば現地観戦できますように。
コメント