競馬をテーマにした映画・馬が出てくる映画が観たい!
競馬初心者でも楽しめる映画が観たい!
競馬大好き、マネ夫婦が競馬を題材にした映画・アニメをピックアップしました。
日本にも海外にも名作がたくさん!
競馬を題材にした映画(洋画)
シービスケット(2004年)
1930年代のアメリカで活躍した競走馬シービスケットを描いた映画です。
物語の舞台は、大恐慌の時代。
人生に傷を負った3人の男たちが、小柄で気性の荒い競走馬シービスケットに導かれ人生を取り戻していく物語です。
馬と人間の絆、人生の苦難を乗り越える力、勝利の喜びなど、多くのテーマが詰まった作品です。
競馬に詳しくない人でも楽しめる内容になっています。
セクレタリアト/奇跡のサラブレッド(2010年)
1973年にアメリカで三冠を達成した競走馬セクレタリアトの馬主ヘレン・チェナリーの半生を描いた伝記ドラマです。
物語は、バージニア州の主婦であるヘレンが、父親が持つ競走馬の育成牧場メドウ・ステーブルを経営難であることを知りながら引き継ぐところから始まります。当初は戸惑っていたヘレンですが、トレーナーのルシアンと出会ったことがきっかけとなり、競馬ビジネスの男性社会に積極的に参加していくことになります。
Disney映画らしく、実話ながらも感動的なストーリーで、競馬に詳しくなくても楽しめる作品だと思います。
荒野にて(2019年)
15歳の孤独な少年と、元競走馬ピートの歩む旅路を描いた人間ドラマです。
少年チャーリーの居場所探しのロードムービーですが、ピートを演じる役者馬の演技も見もの。
動物トレーナーや競走馬アドバイザーが何週間もキャストやスタッフとともに尽力して撮影に挑んだそうです。
競馬場の光景や荒野のシーンなど美しく撮影されており、特に馬と一緒に歩むシーンが印象的です。
ライド・ライク・ア・ガール(2019年)
オーストラリアの女性騎手ミシェル・ペイン。
苦悩と挫折を乗り越え、オーストラリアの最高峰レース「メルボルンカップ」の栄光を手にする奇跡の実話が描かれています。
女性騎手ならではの苦悩や落馬事故による大けがと戦うミシェル騎手の姿に胸が熱くなる映画です。
競馬というと馬ばかりに着目しがちですが、騎手のレースへの想いや考えを知れると、より一層競馬を好きになれるかもしれませんね。
ドリーム・ホース(2023年)
2023年1月に日本で公開されたホットな映画です。
退屈な毎日から抜け出したい、人生に何も変わりがないと諦めかけていた主婦が、村の仲間たちと一緒に馬主になって、競走馬を育ててレースに出走する、イギリス・ウェールズで起こった奇跡の実話を元にした作品です。
馬の名前は「ドリームアライアンス(夢の同盟)」。人生を諦めたくない大人たちの夢が詰まっています。
私たちマネ夫婦が、セミリタイア・FIREを目指す1番の理由は【人生を後悔しないため】。
この映画に出てくる主婦のジャンや村の仲間たちにとても共感します!
競馬に限らず、何かに夢中になることの素晴らしさを気付かせてくれる映画ではないでしょうか。
競馬を題材にした映画(邦画)
雪に願うこと(2006年)
『雪に願うこと』は、ばんえい競馬を舞台に、失敗や苦難に直面した若者の再起と、家族の絆を描いた人間ドラマ作品で、第18回東京国際映画祭でグランプリを含む4冠を獲得しました。
根岸吉太郎監督、主人公の兄弟役に佐藤浩市さんと伊勢谷友介さん、他にも小泉今日子さんや吹石一恵さんら実力派俳優が勢ぞろい。
ばんえい競馬とは、北海道開拓時代に農耕馬として重用された「ばん馬」たちが、重いソリを曳かせながら、力強さやスピード、持久力を競う競技です。
北海道帯広市にある帯広競馬場では、世界で唯一のばんえい競馬が開催されています。
1トン近い重いソリを引きながら力強く走り抜ける、巨大なばん馬たちの勇姿も見どころです。
今日もどこかで馬は生まれる(2019年)
引退した競走馬と、馬と共に生きる人々にスポットをあてたドキュメンタリー映画です。
毎年8,000頭近く生まれるサラブレッドの中でも、天寿を全うする馬はごくわずか。
なかなか表舞台では話題に挙がらない引退競走馬について、生産者、馬主、騎手、牧場経営者など、馬と共に生きる関係者が自身の立場からそれぞれの思いを語ります。
競馬という華やかな舞台の裏で起きている現実について考えさせられる映画です。
「人と馬がこれからも共に生きていくために必要な事とは?」
何が正解と答えを出すのではなく、一人一人が競馬界について考える機会を持つきっかけになる映画だと思います。競馬を深く愛する人におすすめしたい作品です。
競馬を題材にしたアニメ
みどりのマキバオー(1996年~1997年)
ロバのような身体に不釣合いな大きな鼻の穴、サラブレッドとは思えぬ姿をしたミドリマキバオー。
競走馬としては駄馬扱いされ、デビューすら危ぶまれたマキバオーが、ネズミのチュウ兵衛や調教師の飯富昌虎、騎手の山本菅助、カスケードたちライバルとの出会いにより、成長していくスポ根アニメ。
馬がしゃべり、ネズミもしゃべる、ギャグアニメかと思いきや、見た目からは想像できない、熱血感動アニメです。
笑いあり、涙あり、マキバオーの諦めない姿に勇気をもらえます。
また、出走ローションや競馬界に携わる人々の想いがリアルに表現されており、競馬の勉強にもなりますよ。
マネ妻は『みどりのマキバオー』を観て、マキバオーの生き様に感動し、号泣し、そして競馬がもっと好きになりました!
TVアニメ25周年記念した『みどりのマキバオー Blu-ray BOX』も発売されています。
ウマ娘 プリティーダービー(2018年~)
『ウマ娘プリティーダービー』は、競走馬をモチーフにした女の子たち、いわゆる「ウマ娘」たちが、頂点を目指して熱い戦いを繰り広げる物語。
「実際の競走馬の物語をモチーフとし、事実に基づいた表現を心掛けたフィクション」ということで、実在する競走馬の史実を元に物語が描かれています。
第1期はスペシャルウィークやサイレンススズカなど、第2期ではトウカイテイオーやメジロマックイーンなどが登場します。
そして、2023年10月よりキタサンブラックが登場する第3期がスタートしました!
マキバオーと同じく、こちらも見た目の可愛さからは想像できない、熱血スポ根アニメです。
ウマ娘のターフを走る姿がカッコよく、史実を上手く落とし込んだ展開に涙します。
見れば見るほどウマ娘の世界観にハマってしまいました。
競馬を観たことがない方、往年の競馬ファンも楽しめる作品です。
群青のファンファーレ(2022年)
競馬学校を舞台に、夢に向かって突き進む少年少女たちの青春アニメです。
制作にはJRA(日本中央競馬会)が全面協力しているということでも話題になりました。
アイドルグループで活躍した主人公(有村優)が、競馬場で生のレースを見たことをきっかけに騎手を志します。個性豊かな同期生たちと、数々の試練を乗り越え、成長していく姿が描かれています。
朝早くからの検量や厩舎作業、訓練など競馬学校の厳しいカリキュラムを耐え抜くストーリーですが、スポ根というより、少年たちの心の成長に視点が置かれている印象を受けました。
競馬学校を舞台とした青春アニメとして楽しめるのではないでしょうか。
まとめ
以上競馬を舞台にした、映画とアニメ作品をご紹介しました。
競馬は多くの人たちが関わって成り立っている社会だけに、人と人、人と馬のつながりが生み出す感動が詰まっています。
競馬が好きになる、競馬がもっと好きになる。
きっかけとして、映画を観てみるのはいかがでしょうか。
生で見るレースは迫力満点!
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