パドックの見方~馬を見るポイントは?初心者向け解説

競馬の楽しみ方
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「パドックってみんな何を見ているの?」「どこに注目しているの?」
そんな疑問を持たれている競馬初心者の方に向けて、パドックで見るべきポイントを分かりやすくご紹介します。

マネ妻
マネ妻

パドックの見方が分かると、競馬がもっと面白くなると思いますよ。

パドックとは

パドックとは、レースに出走する馬が、厩務員(きゅうむいん)さんにひかれて周回する場所です。競馬ファンはここで出走前の馬の状態を確認することができるため、「下見所」とも呼ばれています。

馬にとっては、パドックを周回することでレース前に上がっているテンションを落ち着かせる効果もあるようです。

パドックで見るポイント

パドックでは、馬の仕上がり具合やコンディションをチェックすることができます。

多くの競馬ファンは、パドックで馬券に生かせる情報をゲットしようと、新聞片手に周回する馬に熱い視線を送っています。

今回は馬の状態を馬体と、馬のしぐさから読み取ってみたいと思います。

馬はとても繊細な動物です。現地でパドックを見るときはマナーを守りましょう。
 ・フラッシュ撮影は禁止です。
 ・大声は出さないでください。

馬体

筋肉質のムチムチした体、どの馬もとても綺麗に手入れされており、惚れ惚れしますね。パドックにはその馬体をフィルムに残そうと一眼レフを持ち歩いている方をよく見かけます。

馬体からは馬の健康状態の良さそうな馬に注目してみましょう。
では、何を見れば馬の健康状態を把握することができるのでしょうか。

トモ(後ろ脚)の張り

後ろ脚の事を「トモ」と言います。後ろ脚の筋肉が走るための推進力につながるため、トモの筋肉に張りがあるのが良い馬と言われます。解説者の中には「トモがパンとしてますね。」といった表現をされる方もいます。

毛づや

馬の健康状態は毛づやに表れると言われます。体調が良い馬の体はツヤがあり光沢を帯びてみえます。一方、体調が悪い馬は毛にツヤがなく、くすぶってみえます。

ツヤツヤでハリのあるお肌は健康的に見えるという点は人間のお肌と同じですね。

冬場の毛艶については注意が必要です。
寒い季節は冬毛が目立つ馬が多く出走します。冬毛が伸びる原因は、寒さから身を守るため、寒さで代謝が落ちているため、などと言われています。
モフモフとぬいぐるみのように冬毛が生えた馬は可愛いですが、競馬ではマイナス要素に捉えられがちです。ただし、冬毛が生えていても好走する馬も多くいます。前走と比べてどうか、昨年の同時期と比べてどうか、など「縦の目線」でチェックしてみるのもいいと思います。

馬体重

「前走時よりマイナス20キロ」なんて発表されると、「えっ。ご飯食べなかったの、大丈夫かな?」と心配になりますよね。
そんな時こそパドックで状態をチェックしましょう。

前走時よりマイナス体重
・体が絞れた、無駄な肉がなくなったのはプラス材料です。
・やせ細ってしまった印象があればマイナス材料です。

前走時よりプラス体重
・太め感がない、パワーアップした印象があればプラス材料です。
・体に余裕がある、締まりきっていない馬体はマイナス材料です。

ただし、馬は500キロ近くある大きな動物なので、5キロ程度の増減ならあまり気にする必要はないかと思います。
人も同じですが、力を発揮できるベスト体重があるように馬にも好調時の体重があります。毛づやでも触れたように、こちらも「縦の目線」でチェックするのを忘れないようにしましょう。

馬のしぐさ

肉体面だけでなく、精神的なコンディションを確認することができるのもパドックです。毛艶がピカイチでも、馬がレースに臨む気持ちができていないと、いい結果に結びつきません。

馬のしぐさからは、程よく気合が入りつつ、落ち着いている馬を見つけてみましょう。

歩き方(歩様)

パドックで馬の歩様をチェックすることは大事です。
歩いている姿からその日の馬の調子をチェックしてみましょう。

外目を歩いている
・マネ夫婦が最初に覚えたパドックを見るポイントです。とても分かりやすいのでオススメです。
活気がありグイグイ進んでしまう馬は、前の馬に追いつかないように外目を歩いています。
体に固さがなく、大きな完歩で歩いている馬には注目してみましょう。

トモの踏み込み
・力強く踏み込んでいる馬は好印象です。
前脚の着地点より前に、後ろ脚が着地するような歩き方が良いといわれ「踏み込みが深い」といった表現を使います。踏み込みの深い馬はマネ夫婦も好みです。

首の動き
・首を低くしている馬は気合が入っているが、我慢もできている状態にあると言われています。長い頸をツルのように曲げているように見えるため、ツル頸とも言います。

厩務員さんに引っ付いている
・厩務員さんにすり寄って甘えている仕草です。甘える仕草は可愛いですが、レースに気持ちが向いていないかもしれません。
 ただし、騎手が跨るとスイッチが入って競馬モードになる馬もいます。

二人引きをしている
・テンションが高いなど気性面に問題がある馬は、他の馬の迷惑にならないよう二人で引いているケースがあります。
 マネ夫婦は二人引きだからといってマイナス材料にはしていません。大きなレースではパドックに馬主さんなどたくさん人が集まるので、二人引きをしているケースもたくさんあります。またテンションが高く、気合が乗っている馬も二人引きをするケースもあります。

テンション(入れ込み)

「入れ込みが激しいですね~。」競馬中継でよく聞くフレーズですね。
テンションが上がっていて、ひどく落ち着かない状態にあります。
入れ込んでいる馬は、チャカチャカ歩いていたり、口から泡を出していたり、大量の汗をかいていたりします。
レース前に体力を消耗してしまい、本来の力を出し切れない可能性があります。

耳の向き・動き

馬は耳で感情が読み取れるとも言われています。馬の耳の向きや動きにも注目してみましょう。

耳が真っすぐ正面を向いている
・歩く方向に耳が向いている馬は何かをじっと見て集中しています。

耳を左右バラバラに動かしている
・周りの様子が気になり、落ち着かない様子です。不安や緊張を感じているのかもしれません。

耳を後ろに伏せている
・気持ちが昂っている、興奮している状態です。テンションが上がりすぎていないか注意が必要です。

尻尾の動き

尻尾を振っている
・尻尾を振るのは、体に寄って来る虫を追い払うためです。ただし、際限なく尻尾を振っている場合は、気が散っている、イライラしている可能性があります。レースに集中できていないかもしれません。

尻尾が立っている
・尾離れとも言い、お尻に力が入っていていい状態を保っています。

尻尾が垂れ下がっている
・元気のない尻尾は、レースに向けて気合が入っていないかもしれません。

番外編

パドックを見ていると「えっ!?」って思う馬の仕草を発見すると思います。そんな仕草も競馬予想のヒントになることもあります。

ボロ

ボロとは馬糞(馬のうんち)のことで、パドック周回中でもボロを落とす馬はたくさんいます。
下痢気味の馬は好走しない、なんて格言もある通り、ボロも予想材料の一つなんです。

人も緊張するとお腹が痛くなって、下痢をする方もいますよね。馬も同じです。
馬は基本的に憶病な動物なので、いつもと違う場所でたくさんの人に見られると、何かされるんじゃないかとナーバスになる馬もいます。それがボロに表れるのですね。

ゼッケンがあるお腹まわりに白い泡のようなものを見たことはありませんか?
これは馬の汗が泡立ったものなのです。馬の汗にはラセリンという石鹸成分に似た成分が含まれており、特にゼッケンがあるお腹周りは摩擦で汗が泡立っているのです。競馬ビギナーだった頃は汗が泡になって白く見えることに驚きました。

基本的に馬は汗っかきな動物です。特に夏場は代謝があがるため、ボトボト垂れるくらいの汗をかいていても自然な事です。
ただし、冬場の寒い時期に汗をびっしょりかいている馬には注意が必要です。
単純に暑がりで代謝のいい馬もいますが、緊張や興奮から生じた汗で精神的な問題があるかもしれません。

馬っけ

発情している状態の牡馬ですね。専門用語で「馬っけ」と言います。

パドックで馬っけを出す馬は、他のことに気が向いていて、レースに集中できないため、能力を出し切れないとマイナス材料に挙げられることが多いです。

マネ夫婦はパドックで馬っけを出していた元気いっぱいの馬を買い目に入れて的中したこともあり、プラス材料に捉えています。気持ちを抑えずリラックスした状態で走れたのかもしれませんね。

さいごに

パドックって見るポイントがたくさんありますね。

パドックに馬が周回を始めるのはレースの30~40分前なので、あまり考えている時間はありません。
ある程度考えをまとめておいて、パドックでは自分の注目している馬の体調を確認したり、調子のいい馬を見つけて買い目に追加したりするのがいいかと思います。

また、「こっちの馬より隣の馬の方が調子が良さそう。」と横で比べるのではなく、自分の注目している馬の前走や調子のよかった時など縦(時系列)で比較するのもポイントです。

マネ妻
マネ妻

パドックの見方は人それぞれです。
競馬が好きなマネ夫婦の個人の見解として参考にしてみてください。

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