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【井の頭恩賜公園】デート・散歩・生き物散策に出かけよう

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マネ妻
マネ妻

公園・散歩好きのマネ妻が、都内公園についてつぶやきます。
今回は、武蔵野エリア憩いの地、デートスポットでも有名な「井の頭恩賜公園」で、生き物散策レポートをご紹介します。

井の頭恩賜公園の基本情報

井の頭の由来は江戸時代
江戸幕府3代将軍の徳川家光が鷹狩のためにこの地を訪れ、その水が清いことから「井の頭」と命名されたと伝えられているそうです。

広い園内は施設がいっぱい
公園の広さは、なんと約43万平方メートル!
マネ妻調べで、東京ドーム約9個分の広さになります。
園内には、動物園や、テニスコート、野球場といった運動施設、野外ステージ場、三鷹の森ジブリ美術館など、子どもから大人まで楽しめる施設が充実しています。

池周辺を一人でふらっと散策してみたり、ペットと散歩したりするだけでも十分いい運動になります。

井の頭恩賜公園 アクセス

〒180-0005 東京都武蔵野市御殿山1丁目18-31

<電車>

JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅下車 徒歩5分

吉祥寺駅からは南口(公園口)を出て、横断歩道を渡り、矢印の角を曲がります。

京王井の頭線「井の頭公園」駅下車 徒歩1分

井の頭公園駅は改札1つ。駅を出て右手に公園があります。

井の頭恩賜公園 駐車場

都内の駐車場は(公財)東京都道路整備保全公社の管理運営する「s-park」で検索、満空情報を確認することができます。
土日・連休等、吉祥寺駅周辺や井の頭通りは混雑するため、早めの利用や電車の利用がいいかもしれません。

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井の頭恩賜公園 スポット別紹介

とにかく広い井の頭恩賜公園!
今回は井の頭池周辺を散策しました。

ボート池

広大な井の頭池では、貸しボートのサービスがあります。
一昔前は、「井の頭公園のボートに乗ったカップルは別れる」なんて都市伝説もありましたが、多くの人が楽しんでいます。

ボート乗り場は、パークスワン売店の隣にあります。

貸しボート基本情報 ※2021年6月

【利用料金】
・ローボート(手漕ぎ)1時間700円
・サイクルボート(足漕ぎ)30分600円
・スワンボート(足漕ぎ)30分700円
【利用時間】
・午前10時~午後5時50分まで
【休業日】
・12月~2月まで水曜日は定休日

弁天池

真っ赤な建物「井の頭弁財天」と噴水が目に入ります。
「財福・商売繁盛」にご利益ありということで、建物の近くには銭洗い弁財天があります。

デートスポットにも

井の頭池の周辺は、遊歩道になっており、散策することができます。
散策だけでなく、近くのスターバックスで買ったコーヒーや片手にベンチで語り合うこともできますね。
また、吉祥寺駅から公園へ入る入口には焼き鳥屋「いせや」があり、様々な種類の焼き鳥が売られています。

井の頭恩賜公園 自然再生の取り組み

マネ夫婦が数年ぶりに井の頭公園に訪れて驚いた事は、とにかく池の水がキレイになっていた事です。
池の底が見えるくらい透き通っていたこと、そして鯉の姿がほとんど見当たりませんでした。

理由は、かいぼりによる池の再生と、生態系の保全活動です。

かいぼりによる池の再生

井の頭池では、水質の改善と外来種の防除を目的として、2014年から定期的にかいぼりを行っています。
結果、今では20種以上の水草や湿生植物が見られるほど水質が改善し、在来種の生態系も回復しつつあるそうです。

生態系の保全活動

かいぼりの取り組みが始まる以前、井の頭池では売店で「えさ」が販売されていました。
マネ夫婦もコイやカモにエサをあげていた記憶がありますが、現在えさやりは禁止されています。

理由は、ひとりひとりが与える量はわずかでも、公園の利用者が毎日与える量は膨大になり、水質悪化の原因の1つと考えられたからだそうです。
湧き水がたくさんあったころは影響は少なかったそうですが、えさやりが好きなマネ夫婦にとっては少し残念です。

もう1つ、下の写真のようなワナが井の頭池のあちこちに設置されていました。
2019年からアメリカザリガニの採捕量が増加していることから、アメリカザリガニの駆除と調査を目的に防除用のカゴワナを仕掛け、対策を打っているとのことです。

井の頭池に生息する生き物を紹介

実際に見つけた生き物

池には多くのカイツブリがいました。
赤い頬が特徴ですね。
エサとなるクロダハゼやエビ類などの在来の水生生物が増加したことでカイツブリが繁殖するようになりました。

トンボも数種類見つけることができました。
水草が復活したことで、トンボの住みやすい池になったようです。

こんな生き物に出会えるかも

今回は見つけることができませんでしたが、井の頭池には現在次のような生き物も生息しているそうです。

カワセミ
野鳥ファンからの絶大な人気を誇るカワセミが井の頭池でも見られるそうです。
青にも緑にも輝くコバルトブルーの背中が特徴で「清流の宝石」と呼ばれることも。

アオサギ
青みがかった灰色の羽毛を持つのが特徴で、見た目はコウノトリに近いですが、サギ科の水鳥です。

ニホンイシガメ
今回の散策で一番会いたかった生き物です。
クリクリした目が特徴の日本固有のカメです。

井の頭池に下の写真のものを見つけました!
これは、カメの日向ぼっこ用のスペースと思われます。
今回の散策ではニホンイシガメの姿を見つけることはできませんでしたが、ここに登って日向ぼっこしている姿が目に浮かびます。

ニホンスッポン
スッポンもいるとは驚きました。
スッポンはミドリガメやイシガメよりも水中生活がメインの生き物です。
普段は泥や砂の中で身を隠しているので、見つけるのは難しいかも。
もし井の頭池で見つけたら自慢したいですね。

マネ夫婦
マネ夫婦

散策するたびに色々な発見がありそうな井の頭恩賜公園。
今度の週末の散策にいかがでしょうか。

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