馬が大好きマネ夫婦です。
今回は競馬場を離れ、東京都世田谷にある馬事公苑を紹介します。
東京2020オリンピック開催に伴う施設整備工事のため、長らく閉苑していた馬事公苑が、ついにリニューアルオープン！
2023年11月3日から3日間行われた『JRA馬事公苑リニューアルオープン記念イベント』に行ってきました。
「新しい馬事公苑はどんな感じ？」
「入場料は？だれでも入れるの？」
「子供が楽しめる遊具はある？」
「馬事公苑でのおすすめの過ごし方は？」
これらの質問に答えながら、生まれ変わった馬事公苑の魅力を、競馬ファンの目線を交えて紹介します。
▼イベントのない日の馬事公苑の様子はこちらをチェック
JRA馬事公苑について
まずは、JRA馬事公苑について、パンフレットに載っている基本的な情報を簡単にまとめました。
✔ 東京都世田谷区にあるJRA（日本中央競馬会）が運営する施設
✔ 東京2020オリンピックでは馬術競技の会場として使用された
✔ 2023年11月3日、大規模改修を経てリニューアルオープン
✔ 「馬がいる緑豊かな都市公園」として無料で開放している
JRA馬事公苑は、馬事の普及・馬術の振興・騎手の育成を主な業務として、1940年（昭和15年）に設立されました。
東京2020オリンピック・パラリンピックの馬術競技場として利用するための大規模改修が行われ、2017年1月より休苑となっていましたが、2023年11月3日にリニューアルオープンしました。
新しくなった馬事公苑は、馬術競技場としての役割だけでなく、「馬がいる緑豊かな都市公園」として憩いの場を無料で提供、来場者が楽しめる施設を目指していくとのことです。
ちなみに、馬事公苑は「園」ではなく、「苑」の字が使われています。
「苑」の字には、動物のいる庭という意味がある事から、開苑当時から「馬事公苑」と表記されているようです。
JRA馬事公苑 所在地
＜所在地＞
〒158-0098 東京都世田谷区上用賀２丁目１−１
JRA馬事公苑 アクセス
閑静な住宅街のど真ん中にあるので、アクセスは少し不便です。
【小田急線】
・「経堂」駅下車 徒歩20分
・「千歳船橋」駅下車 徒歩20分
【東急田園都市線】
・「桜新町」駅下車 徒歩15分
【バス】
・「渋谷」駅より
用賀駅行き、祖師ヶ谷大蔵駅行き、成城学園前駅西口行き、調布駅南口行き
・「千歳船橋」駅より
渋谷駅行き、用賀駅行き、等々力操車所行き
・「用賀」駅より
渋谷駅行き、祖師ヶ谷大蔵駅行き
いずれも「農大前」で下車 徒歩3分
ご近所の方は、苑内に駐輪場が用意されているので、自転車でのアクセスが便利ですね。
マネ夫婦が訪れたのはイベント期間中だったので、苑内の駐車場は利用できませんでした。
今後、来場者向けに開放されるかもしれません。
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JRA馬事公苑 料金・開苑時間
【料金】
入苑無料
【開苑時間】
11月～2月 9：00～16：00
3月～10月 9：00～17：00
年中無休
JRAの施設に勝手に入っていいの？と戸惑いますが、誰でも無料で入ることができます。
事前の予約も必要なし。
近くに住めるなら、毎日の散歩コースにしたい！
・犬などのペットを連れての入苑はできません。
・苑内は火気厳禁、焚火や喫煙は禁止されています。
JRA馬事公苑の主な施設紹介
とっても広い馬事公苑、主な施設をピックアップして紹介します。
はらっぱ広場
正門から入ると、目に飛び込んでくる広大な芝生エリアが「はらっぱ広場」です。
JRAが運営しているだけあって、芝生の整備が行き届いていて、柔らかい緑のじゅうたんのようでした。
レジャーシートを広げ、お弁当を持ち込んでピクニックを楽しんだり、のんびりと時間を過ごしたりするのに最適！
・ボール遊び・ドローンの使用は禁止されています。
・苑内美化のため、ゴミは持ち帰りましょう。
写真を撮り忘れてしまいましたが、はらっぱ広場の近くに遊具が揃った「子ども広場」がありますよ。
メインオフィス
1階は自由に入ることができます。
【カフェスタンド】
軽食やドリンクを販売しています。（市販のアイスクリームも♪）
【ライブラリー】
馬や馬術関係の書籍や映像が楽しめます。
【ホースシミュレーター】
本格的な馬術気分が味わえるマシーンが設置されています。
【キッズコーナー】
小さなお子様向けの室内遊びエリアです。
メインオフィスのトイレは、おむつ交換台や幼児用トイレが完備されているので、小さな子どもを連れた親御さんも安心♪
メインアリーナ
馬術大会用のメイン会場です。
東京2020オリンピックで使用された馬場が、そのまま使われています。
競技用の馬場はとても広い！
メインアリーナは、四方から見ることができるようになっています。
迫力ある演技を間近で見たり、隣のインドアアリーナの2階から全体を眺めたりできます。
これからも様々な馬術大会がここで開催される予定です。楽しみですね！
競馬ファン、マネ夫の馬場チェック！
天候は晴れ、良馬場ですね。
砂と紙のような何か？が混ざった馬場に見えました。
武蔵野自然林
「武蔵野自然林」は、原生林の雰囲気を残した、緑豊かな癒やしのスポットです。
遊歩道が整備されているので、森の中をゆっくり散策することができます。
木陰が多いので、日差しが強い日でも、快適に過ごせます。
休憩できるベンチもあり、まさに都会のオアシス。
このエリアにある秘密基地のような「ツリーハウス」は、子どもたちに大人気でした。
東京2020オリンピックの時に新設された、馬の形をしたユニークな水飲み場です。
踏み台は蹄鉄のモチーフになっています。
地図には載っていませんが、苑内に7カ所あるそうです。インスタ映えスポットにいかがでしょうか。
馬のいる公園ならではの施設
馬のいる公園なので、馬が生活する場所も覗いてみませんか。
【放牧場】
馬事公苑内には、放牧場が6カ所あり、悠々と過ごす馬たちの様子を間近で見ることができます。
この日は、イベントの日だったので、放牧場に馬たちはいませんでした。
普段なら、近くに設置されたベンチで、馬たちの姿を眺めながらお茶を楽しむこともできそう。
都会の喧騒を忘れさせてくれる、そんな最高のスポットです。
【厩舎】
厩舎は、馬たちのリラックスできるお家です。
この日は、イベントで一仕事終えた馬たちでしょうか、こちらに顔を出してくれていました。
ひょっこり出た顔がかわいい。
【周回走路】
武蔵野原生林の外側を取り囲むように大きなトラックがあります。
馬たちが日々のトレーニングを行う場所として、使用されているのでしょうか、キレイに整備されています。
トラック内に立ち入ることはできませんが、馬たちが力強く走る姿が想像できます。
馬好きにはたまらん！最高♪
リニューアルオープンイベントの様子
リニューアルオープンイベントでは、「DREAM HORSE SHOW」として、東京2020オリンピック出場選手による馬術エキシビジョンなどが行われました。
当時、話題になったダルマやコケシといった障害物も登場。
障害物を飛び越える馬のパフォーマンスに、観客から大きな拍手が送られました。
さらに、メイン通りではキッチンカーが出店したり、馬関連のグッズが販売されていたり、多くの来場者で賑わっていました。
今後も馬術大会やイベントが予定されているとのこと、次回のイベントが楽しみです。
最後に
新しくなった馬事公苑は、キレイで自然豊かな、とても素晴らしい施設でした！
多くの人で賑わうイベント時もいいですが、普段の静かな馬事公苑もぜひ訪ねてみたいと思いました。
▼続きの記事
イベントがない普段の馬事公苑の様子を知りたくて、再び訪れてみました。
最後に注意点を改めてまとめておきます。
苑内で禁止されていること
・犬などペットを連れて入苑すること
・ボールなどの遊具やドローンを使用すること
・焚火や喫煙など、火を取り扱うこと
苑内にゴミ箱は設置されていないため、ゴミは各自で持ち帰るようにしましょう。
馬が好きな方だけでなく、自然やゆったりとした時間を楽しみたい方にも、ぜひ訪れてみる価値のあるオススメの場所です。
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