
ずーっと持っている仮想通貨(暗号資産)、そのまま放置はもったいない!
眠っているその仮想通貨(暗号資産)、預けて増やしてみませんか?
この記事では、Coincheck(コインチェック)が提供している暗号資産(仮想通貨)レンディングサービス、【貸暗号資産サービス】についてのメリット・デメリットや、日本でも人気のあるIOSTを例に、レンディングのやり方について画像付きで分かりやすく紹介します。
仮想通貨と暗号資産の呼び方の違い
2018年12月、金融庁は「仮想通貨」を「暗号資産」へ呼称を変更すると発表し、2020年5月1日、正式に施行されました。変更の主な理由として、仮想通貨の「通貨」という名称が、日本円などの通貨と誤認されやすいこと、資産としての特性が高いことなどが挙げられています。
このサイトでは以降「暗号資産」と表記を統一してお伝えします。
Coincheck貸仮想通貨サービスの表示名変更
2021年11月8日、コインチェックは 「Coincheck貸仮想通貨サービス」 について、表示名を「Coincheck貸暗号資産サービス」に変更しました。

レンディング(貸暗号資産)とは

そもそも『レンディング』って何ですか?
<レンディング(貸暗号資産サービス)とは>
口座に預けている暗号資産を第三者に貸し出し、利息で利益を得る仕組み。
コインチェックの貸暗号資産サービスとは【特徴】
Coincheck(コインチェック)の貸暗号資産サービスとは、一定期間自分のコインを預けることで、利用料(利子)をコインで受け取ることができるサービスのことです。
「銀行の利息と似ているもの」と考えると簡単かもしれません。

コインチェックの貸暗号資産サービスのメリット
コインチェックの口座があればすぐに始められる
貸暗号資産アカウントの作成が必要ですが、Coincheck(コインチェック)の口座があれば、簡単にアカウントを作成することができ、すぐに貸暗号資産サービスを申し込むことができます。
貸出期間・年率が分かりやすい
貸出期間と、期間に応じた年率が設定されており、自分で好みの期間を選択することができます。
貸出期間が長いほど利率も高くなります。
海外の取引所のように、暗号資産ごとに年率がバラバラしておらず、シンプルな設計になっています。
<Coincheck(コインチェック)の貸暗号資産サービス 貸出期間と利率>
●14日間 年率1.0%
●30日間 年率2.0%
●90日間 年率3.0%
●180日間 年率4.0%
●365日間 年率5.0%
年率〇%の利用料(利息)の計算式は次の通りです。
【収益計算方法】
例)100,000万枚のIOSTを90日間預けた時、いくらもらえる?
90日間預けた時の年率は3.0%なので、90日後にもらえる利用料は、
100,000枚×0.03÷365日×90日 = 732.72枚
になります。
IOSTの価格が1枚8円だったら…。
90日間、コインを預けるだけで、8円×732枚=5856円の価値を得ることになるのです。
レンディングできる暗号資産が豊富
Coincheck(コインチェック)の貸暗号資産サービスは、コインチェックで購入できる全てのコインが貸出し可能です。
2021年9月16日から、PLT(パレットトークン)も貸暗号資産サービスの取り扱いを開始しました。
コインチェックの貸暗号資産サービスのデメリット
途中で引き出しができない
貸出期間満了前に中途解約はできないため、レンディング中は、出金や取引を行うことができません。
暗号資産は価格変動が大きいので注意が必要です。
資産が高騰していても利益確定できなかったり、大暴落しても損切りや資産移動ができないリスクがあることも念頭に置いておきましょう。
「貸出申請中」期間がもどかしい
コインの貸出申請をしても、すぐに貸出ができる訳ではありません。
【貸出手続き】→【貸出申請中】→【貸出中】
といったステップがあるのです。
コインによると思いますが、イーサリアム(ETH)を貸出申請した際、レンディング開始まで約1ケ月かかりました。
【イーサリアムを30日間、貸出申請した時】
2021年7月23日 貸出手続き
(27日間 貸出申請中のまま)
2021年8月19日 貸出開始
SNSでも『承認されない』『レンディング開始まで時間かかる』『遅い』といった投稿もあります。
貸出における需要待ちや順番待ちによるものでしょうから、仕方ありませんが、複利運用を狙うマネ夫婦には、少々もどかしい期間となっています。
コインチェック レンディングのやり方

コインチェックでレンディングやってみようかな。
何から始めればいい?
ここからは、日本でも人気のあるIOSTを例に、コインチェックのレンディング(貸暗号資産サービス)の手順を一から紹介します。
【STEP1】Coincheck(コインチェック)に口座を開設する
当たり前のことですが、Coincheck(コインチェック)の口座を開設する必要があります。
まだ口座を開設していない方は、口座を開設することから始めましょう。
口座の開設方法は、公式サイトの手順動画をご確認ください。
【STEP2】暗号資産を購入する
口座の開設が完了したら、日本円を入金し、レンディングしたい暗号資産を購入しましょう。
Coincheck(コインチェック)なら、販売所で取り扱う全ての暗号資産でレンディングすることができます。
【STEP3】貸暗号資産サービスのアカウントを作成
Coincheck(コインチェック)でレンディングをおこなうためには、『貸暗号資産アカウント』が必要です。
と言っても、口座開設が済んでいれば手続きはカンタンです。
【貸暗号資産アカウント作成手順】
1.画面右上[取引アカウント]から、[貸暗号資産アカウント]をクリック

2.[貸暗号資産サービスに登録する]をクリック
3.同意事項を確認し、[貸暗号資産サービスに登録する]をクリック
【STEP4】暗号資産を振替えする
販売所で購入した暗号資産は、『取引アカウント』のウォレットに入っています。
貸出したい暗号資産を『取引アカウント』から『貸暗号資産アカウント』へ振替えしましょう。
【振替手順】
1.[貸暗号資産アカウント]に切り替える
2.画面下[振替]をクリック
3.[取引]→[貸暗号資産]を選択し、レンディングしたい通貨を入力します。
(小数点以下の端数も入力できます)
4.[残高を移動する]をクリック

貸暗号資産アカウントのホーム画面に戻ると、『貸出可能額』に金額が反映されているので確認しましょう。
【STEP5】貸出申請をする
お待たせしました、貸出申請をしましょう!
1.[コインを貸す]をクリック
2.レンディングしたい暗号資産をクリック
3.『貸出期間』を選択
『現在、受付中です』と表示されている期間のみ選択可能です。
『返却時に再度貸出申請を行う』のチェックは、デフォルトでチェックが入っています。
これは、貸出期間満了後、自動的に再度貸出申請をしてくれるサービスです。
継続してレンディングしたい場合は、チェックを入れたままにしておきます。

内容を確認したら[IOSTを貸出申請する]をクリックすれば、申請完了です。おつかれさまでした。
貸暗号資産アカウントのトップ画面に戻ると、現在の貸出状況を確認することができます。
[貸出申請中]が[貸出中]になれば、レンディング開始です。
さいごに
Coincheck(コインチェック)のレンディングは、貸出期間の選択肢が豊富で、幅広い銘柄を少額から始められるのが魅力です。
いわゆる『ガチホ』と呼ばれる長期保有している人にとっては、預けるだけで利益が出るレンディングサービスはおすすめです。
ただし、貸出期間中の価格変動リスクには注意が必要です。また、預金保険の対象外なので返還されないかもしれないといったリスクも考慮して、保有資産の一部で運用することも検討しましょう。

実際にレンディングしてみた実体験レポートもありますよ。
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